1000万円を預けるのであれば、銀行の金利優遇サービスや資産運用を検討するのがいいでしょう。
1000万円を預ける場合、銀行の定期預金や普通預金に預けるのが一般的と言えます。
しかし、メガバンクなどの金利はとても低く、まとまった額で利息を受け取れることはないです。
資産が減ることはないですが、同じ1000万円を預けるのであれば、より金利の高い機関に預け資産を増やすのもいいでしょう。
この記事では、1000万円の預け先や各投資先のメリットを紹介しています。
もし安定と高金利を両立したいなら、ヘッジファンドを検討するのもいいでしょう。
発展途上の国の企業への融資から利益を得ているハイクアインターナショナルでは、年利12%を期待することができます。
資産を増やすことを目標にする方は、ホームページを確認してみてください。
\ まずは無料相談から /
公式サイト:https://hayqua-international.co.jp/
ヘッジファンドについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

貯金1000万円の運用先を決める際の注意点
銀行預金では、元本補償額の上限や預金の低金利など、確認すべき注意点が存在します。
そこで銀行預金を検討している方は、以下のポイントに注意しましょう。
1. 1000万円以上はペイオフ制度対象外
1000万以上の資金部分はペイオフの対象外ですので、1000万円を超えた分は破綻した金融機関の財務状況によって払い戻されるため注意が必要です。
金融機関の破綻時に、元本1000万円までとその利息の払戻を預金保険機構が保証する制度。
万が一銀行が破綻した場合も預金の場合はこのペイオフ制度がありますが、1000万円以上の元本とその利息は保護されないと考えましょう。
銀行などの金融機関の破綻は珍しくなく、日本でも平成前半には多くの金融機関が破綻しました。
1000万以上の資産を銀行に貯蓄しておきたい方は、常にリスク対策を年頭においておくべきでしょう。
2. 預金でお金を増やすのは難しい
現在の日本で定期預金などでお金を増やすのは、金利の関係上難しいでしょう。
バブル崩壊後、預金金利は下落し今では1%にも満たない超低金利が主流です。
日本がまだバブル経済に余韻にひたっていた90年代初め、銀行の定期預金の利率は年7%程度が珍しくありませんでした。7%の金利がつけば、利息の複利計算で、10年間預けると資産は約2倍になりました。
(引用:日本経済新聞)
仮にメガバンクの預金金利0.002%で1000万円を10年預けても、増える利益は約2000円程度です。
1年 | 200円 |
---|---|
5年 | 1000円 |
10年 | 2000円 |
20年 | 4000円 |
3. 預金だけではインフレによる資産の目減りに勝てない
インフレ率より低い金利で銀行に預金している場合、額面上の金額は1000万円と変わらなくてもその資産価値は目減りしてしまいます。
日本は年2%のインフレ(物価上昇)率を目標にしているので、今後も物価は年々上昇していくでしょう。
最低2パーセントで資産を増やし続けなければ、1000万円の価値を保持することはできません。
4. 余剰資金は運用して賢く増やすことが大切
生活に十分な資金を確保した上で、余剰資金は運用して増やしていくことが大切です。
1000万円以上の資産をどこに預けるのが最適なのか、あなたの総資産や年収、生活環境や支出など今の状況を改めて整理してみましょう。
- 日常生活や近い将来必要なお金は、銀行預金で安全に保管
- 今は一旦必要ないが将来使い道が決まっているお金は、リスクの低い方法で運用
- 使う予定のない余剰資金は、ある程度リスクを取った運用で増やす
いかなる投資にもリスクはついていますので、生活に必要な資金を残しながら運用することで堅実に資産を増やすことができます。
1000万円以上で利用できる銀行の優遇金利サービス
デメリットを承知で銀行に預けたいという方は、1000万円以上の高額預金で利用できる大口定期預金やプレミアムバンクや、比較的高金利なネット銀行などの利用を検討してみましょう。
銀行の大口定期預金とは?
大口定期預金とは、1000万円以上などのまとまった資産を定期口座へ預ける際に利用できる、金利面などで優れた定期預金です。
最低預金額に条件がありますが、その分通常の定期預金に比べて金利が優遇されるなどのメリットがあります。
優遇金利とはいえ1%にも満たないですが、ソニー銀行や楽天銀行などのネット銀行であれば、メガバンクよりも高めの金利で預金することも可能です。
以下では、店舗を持つメガバンクや地方銀行、店舗を持たずネット上のみで取り引きするネット銀行に分けて大口定期預金の金利を比較してみました。
銀行 | 1年 | 5年 | 10年 | |
---|---|---|---|---|
メガバンク 地方銀行 | 三菱UFJ信託銀行 | 0.002% | 0.002% | – |
みずほ銀行 | 0.002% | 0.002% | 0.002% | |
三井住友銀行 | 0.002% | 0.002% | 0.002% | |
ゆうちょ銀行 | 0.002% | 0.002% | 0.002% | |
千葉銀行 | 0.002% | 0.002% | 0.002% | |
ネット銀行 | オリックス銀行 | 0.15% | 0.30% | – |
SBI銀行 | 0.020% | 0.020% | – | |
ソニー銀行 | 0.200% | 0.100% | 0.300% | |
イオン銀行 | 0.01% | 0.01% | – | |
楽天銀行 | 0.15% | 0.02% | 0.02% |
上の表を見ても、1000万円以上預金する際の金利はネット銀行が高金利であることが一目瞭然です。
ただしネット銀行は、対面で相談などができる窓口がないことや、紙の通帳が発行されないこと、信用格付けがメガバンクなどには劣る場合があることを理解した上で利用してくださいね。
プレミアムバンクとは?
一部の金融機関では、プレミアムバンクまたはプライオリティバンクと呼ばれる、1000万円以上の高額資産を預金する大口顧客向けの特別サービスを提供している場合があります。
代表的なサービスとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 預金金利の優遇
- ATM手数料・送金手数用無料
- 海外送金手数料優遇
- 資産運用の専門家によるアドバイス
- 提携百貨店やホテルでの優待サービス
他にも24時間可能な健康相談や貸し金庫の割引優待サービス、一部デパートでの外商サービスなどユニークなサービスを提供しているところもあります。
お金を増やす意味合いもありますが、金融機関が提供する上質なサービスを受けてみたい方はメリットを感じられるサービスでしょう。
プレミアムバンクを比較
1000万円以上のまとまったお金を預金することで上質なサービスを受けられるプレミアムバンクを3つご紹介します。
1. 三菱UFJ信託銀行エクセレント倶楽部
三菱UFJ信託銀行のプライベートバング、エクセレント倶楽部では、取り引き残高や年数などでロイヤル・ダイヤモンド・ゴールドの3ステージに分けられ、階級ごとに受けられる優遇サービスが異なります。
- 専用会員デスク(電話窓口)の利用
- 年4回の会員誌の送付
- 会員専用ホームページの閲覧
- 限定セミナー招待
- バースデープレゼント
- ATM預け入れ・引き出し手数料無料
- 定期預金金利上乗せ
- 外貨両替でのレートの優遇
- 名医紹介サービス・健康介護相談ダイヤルの利用
- 高島屋お買い物割引サービス など
会員資格は三菱UFJ信託銀行で世帯合計で取引残高が1,000万円以上ある個人。
定期預金金利上乗せや専用会員デスクなど、資産を保有する上で有利な環境を手に入れられます。
三菱UFJ信託銀行本支店窓口で手続き可能です。
レジャー関係の優遇や外貨両替でのレートの優遇が充実しているので、旅行など私生活にも活用できるサービスも提供しています。
(参考)エクセレント倶楽部HP
2. SMBC信託銀行 プレスティアゴールド
SMBC信託銀行のプライベートバンクプレスティアは、ゴールド(1000万円以上の預金)とゴールドプレミアム(5000万円以上の預け入れ)の2種類。
こちらも以下のような多種多様な優遇サービスを受けることができます。
- 預金金利優遇
- 円振り込み手数料無料
- 海外電信送金手数料無料
- 外貨取り引き時の為替手数料無料
- 会員限定クレジットカードPRESTIA Visa PLATINUM CARDの申込資格
- 会員限定セミナーへの招待
- 店頭専用ブースでの資産運用相談
- 外国為替に関する投資相談 など
SMBC信託銀行プレスティアゴールドは別途投資を行う場合、外貨取り引き時の為替手数料無料、投資・資産運用相談などメリットがあります。
資産を貯めながら運用することも視野に入れている方はプレスティアゴールドを検討するのもいいでしょう。
(参考)プレスティアゴールドHP
3. みずほ銀行 みずほプレミアムクラブ
みずほプレミアムクラブは、みずほ銀行の預金額50万円以上+みずほ銀行・証券での預かり資産額が1000万円以上の場合入会できるプレミアムバンクです。
また、入会には招待状も必要となります。
みずほプレミアムクラブでは以下のような優遇サービスが受けられるそう。
- 高島屋での割引
- NHK出版のNHKテキストの定期購読優待
- 資産運用の相談サービス
- ATM手数料無料
- 提携サロンの優待
- 外貨両替レートの優遇
- 旅行の専門家への相談・予約代行
- 年4回の会員情報誌の送付
- 大手病院の優先予約枠の確保 など
上位サービスとしてみずほBRILLIANTがありますが、こちらも条件を満たした会員に別途招待状が送付される仕組み。
利用したい方はまずはみずほ銀行でコツコツ運用することから始める必要がありそうです。
(参考)みずほプレミアムクラブHP
1000万以上の資産を銀行に預けておきたいのであれば、より高金利かつお得な優遇サービスを受けられる銀行を賢く選ぶことが大事ですね。
増やすなら余裕資金での資産運用を始めてみよう
銀行の預金金利に期待できない今、積極的に資産を増やすために私たちに残された選択肢は資産運用です。
資産運用を始める際は、以下のことを確認しておきましょう。
資産運用の方法
資産運用の方法は、リスクとリターンを考慮して選択する必要があります。
リスク | 金融商品と 期待利回り | 期待利回り 特徴 |
---|---|---|
ローリスク | 定期預金 0.002~0.2%程 | 元本保証だが 資産運用性は低 |
国債 0.05% | 元本保証だが 資産運用性は低 | |
保険 1%以下 | 資産運用性は低いが 万が一の際の保障になる | |
ミドルリスク | 投資信託 3%~4%程 | プロに運用をお任せできるが 手数料には注意 |
ヘッジファンド 10%程 | プロに運用をお任せできるが 最低投資額は高め | |
不動産 4%~5%程 | 手間暇がかかるが 定期的な副収入が魅力 | |
ハイリスク | 株式投資 4%~5%程 | 無駄な手数料がかかわないが 投資知識が必要 |
FX 予測不可 | 相場に関わらず利益を出せるが 専門知識が必要 |
表のように、金融商品によって期待利回り・リスク・プロの力を借りて運用するかなど選択肢は豊富。
ご自身に合った運用方法を選べば、1000万以上のまとまった資金も無理なく運用していく事が可能です。

投資をした場合の資産額シミュレーション
年利3%で資産を運用した場合、20年で2倍近い1806万円に達します。
具体的にシミュレーションしてみましょう。
以下は、それぞれ年利3%・年利5%・年利10%で貯金1000万円を1年~20年複利運用した場合に形成される資産額(税金差し引き前)を表したものです。

1000万円を資産運用すれば、まとまった額での資産の増加に期待することができますね。
しかし、高い利回りが期待できるほど、伴う運用リスクも高くなるのが通例。
リスクを考慮して投資先を選択しましょう。
安全な投資のために守りたい注意点
資産運用を成功させるために大切なのは、リスクを最小限に押さえながら小さな利益を積み重ねていくことです。
そのために必要なのが以下の二点です。
- 分散投資を心掛ける
- 長期投資を心掛ける
資産運用に利用できる金融商品は、リスクの低いものから高いものまで様々。
また同じ金融商品でも投資手法や銘柄の種類などによってリスク度が異なります。
自分が投資する対象商品の仕組みや特性を正しく理解し、相関関係の薄い金融商品や銘柄など、様々な商品へ分散投資することでリスク分散が期待できます。
また分散投資のほかに、短期投資よりも長期投資のほうが運用が安定しやすいと言われています。

一度の損失で投資を中断してしまえば、それ以上損失をカバーする手立てはありませんし、短期間で高い利益を出そうとすればそれだけ高いリスクを負わなくてはなりません。
短期トレードはハードルが高いので長期的に複利運用をしながら少しずつ利益を積み重ねていくように心がけましょう。
1000万どこに預けるに関するよくある質問
1000万どこに預けるに関するよくある質問を紹介します。
1,000万円を銀行に預ける場合、最も注意すべきリスクは何ですか?
1,000万円を超える資金を一つの銀行に預ける場合、ペイオフのリスクに注意が必要です。
ペイオフ(預金保険制度)により金融機関が破綻した場合に保護されるのは、元本1,000万円と利息までと定められています。
この上限を超える部分については保護対象外となるため、資金を複数の金融機関に分散して預けるなどの対策を行いましょう。
1,000万円を預金するだけで、資産はインフレに負けませんか?
現在の日本の預金金利は、インフレ率(物価上昇率)よりも低いため、預金だけでは資産は実質的に目減りするリスクがあります。
例えば、物価が2%上昇し、預金金利が0.001%であれば、資産の実質的価値は低下してしまうでしょう。
資産価値を維持・向上させるためには、リスクを抑えた資産運用を組み合わせることを検討しましょう。
1,000万円の預け先として、銀行と資産運用はどちらが良いですか?
目的によって使い分けるのが最適です。
銀行は元本割れのリスクを避け、流動性(いつでも引き出せること)を重視したい資金の預け入れに適しています。
一方、資産運用は将来に向けて資産を増やしたい運用資金の管理に適しているでしょう。
1,000万円の投資初心者が最初に検討すべき運用商品は何ですか?
投資初心者の方でリスクを抑えたい場合は、個人向け国債やヘッジファンドがおすすめです。
個人向け国債は国が元本を保証しており、非常に安全性が高いです。
ヘッジファンドは、プロに運用を任せて投資ができ、リスクを抑えながらインフレに打ち勝つリターンを目指せます。
個人向け国際とヘッジファンドに興味がある方は、以下の記事をご覧ください。


1000万以上の預金は資産運用も選択肢に
今回は1000万円以上預金することで受けられる優遇金利サービスと、1000万円をさらに増やすための方法についてご紹介しました。
銀行口座に1000万以上預金している方は、各行の金利を比較しできるだけ高金利な銀行に預金を移動することを検討しましょう。
最適な運用方法は、運用期間や運用目標等で異なるため、各運用方法のメリット・デメリットを確認して選択すると良いでしょう。
安全性や効率を重視する場合、複数の投資信託やヘッジファンドに分散投資するのもいいでしょう。
本サイトでは1000万以上の資産をヘッジファンドで運用する方法も紹介しているので気になる方は是非参考にしてみてください。
