「野村證券のプライベートバンクに興味があるけれど、いくらから利用できる?」
資産運用を検討している方の中には、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
野村證券のプライベートバンクは日本最大級の総合的な資産管理サービスですが、最低預入額やサービス内容がわかりにくいという声もちらほら。
本記事では野村證券のプライベートバンクがいくらから利用できるのか、サービス内容・手数料体系・他社との比較など多角的な視点から徹底解説します。
資産運用の次のステップを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
野村證券のプライベートバンクとは?
野村證券のプライベートバンクとは、超富裕層を対象とした総合的な資産管理サービスです。
ここでは、プライベートバンクの定義と役割、野村證券のプライベートバンキング部門の特徴、そして野村ウェルス・マネジメントの全体像について解説します。
プライベートバンクの定義と役割
プライベートバンクとは、富裕層向けに特化した総合的な資産管理サービスを提供する金融機関です。
一般的な証券会社のサービスとの大きな違いは、以下のように顧客の資産全体を包括的にサポートする点にあります。
- 金融資産の運用・管理
- 不動産の管理・活用
- 事業承継のサポート
- 相続対策の立案・実行
- 税務コンサルティング
単なる資産運用のアドバイスにとどまらず、顧客の人生設計や家族の将来まで見据えた提案を行うのが特徴です。
専任のアドバイザーが長期的なパートナーとして伴走し、顧客一人ひとりの価値観やニーズに合わせたオーダーメイドのソリューションを提供します。
富裕層特有の複雑な課題に対応できる専門性の高さが、プライベートバンクの最大の強みといえるでしょう。
野村證券のプライベートバンキング部門の特徴
野村證券は1925年の創立以来、日本の金融市場を牽引してきた長い歴史を持つ証券会社です。
その中でプライベート・バンキング部は、上場・未上場を問わず事業法人やそのオーナーなど、超富裕層の顧客を専門に担当する部門として位置づけられています。
野村證券では、顧客担当者を「パートナー」と呼んでいる点が特徴です。
これは、最も信頼できるパートナーとしてお客様に選ばれる金融サービスグループでありたいという思いが込められています。
事業オーナーが抱える金融資産の運用・保全だけでなく、事業拡大・承継・相続など金融・非金融を問わず幅広くサポート。
野村グループ内外の専門家とコワークし、付加価値の高いコンサルティングを実現している点が、野村證券ならではの強みです。
「野村ウェルス・マネジメント」の全体像
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 部門名 | 野村ウェルス・マネジメント部門 |
| 対象顧客 | 資産形成層から超富裕層まで幅広い層 |
| 主なチャネル | ・ウェルス・マネジメント ・プライベート・ウェルス・マネジメント ・デジタル・カスタマーサービス部 ・ワークプレイス・コンサルティング部 ・法人課 など |
| サービス内容 | 総合的な資産管理サービス |
| ブランドコンセプト | 変化を読み、あなたの未来を共に創る。 |
野村ウェルス・マネジメント部門は、複数のチャネルによって構成される総合的な資産管理サービス部門です。
ウェルス・マネジメントが地域の富裕層を対象とするのに対し、プライベート・ウェルス・マネジメントは超富裕層を専門に担当します。
またデジタル・カスタマーサービス部では、オンラインを通じた資産管理サポートも提供。
「長い時間軸」かつ「金融・非金融を問わない幅広いアプローチ」で付加価値の高いコンサルティングを実現しているのが特徴です。
ブランドコンセプト「変化を読み、あなたの未来を共に創る。」には、社会の変化を先回りして読み解き、顧客が納得できる判断につながる選択肢を提示し続ける野村の姿勢が表れています。
野村證券のプライベートバンクはいくらから利用できる?
野村證券のプライベートバンクを利用するには、一定以上の資産が必要です。
ここでは、プライベート・ウェルス・マネジメントの最低預入額の目安、野村SMAの最低投資額、そしてサービス別の資産額一覧について解説します。
プライベート・ウェルス・マネジメントの最低預入額
プライベート・ウェルス・マネジメントの明確な最低預入額は公表されていません。
しかし、超富裕層を対象としていることから、一般的には1億円規模の金融資産が目安とされています。
プライベート・ウェルス・マネジメントは、上場・未上場を問わず事業法人のオーナーなど、複雑な資産構成を持つ顧客層に特化したサービスです。
金融資産の運用・保全だけでなく、事業承継・相続・税務など金融・非金融を問わない幅広い課題に対応しています。
野村グループ内外の専門家とコワークし、付加価値の高いコンサルティングを提供するため、高度な専門知識を必要とする案件が中心です。
具体的な利用条件については、野村證券の担当者に直接相談してください。
野村SMA(エグゼクティブラップ)は3000万円から
野村SMA(エグゼクティブラップ)の最低投資額は3,000万円です。
SMAは「Separately Managed Account」の略で、運用商品をフルカスタムメイドで選定する投資一任サービスを指します。
投資信託だけでなく、株式や債券など複数の商品を組み合わせたポートフォリオを専門家が構築。
運用判断や売買のタイミングといった投資判断を金融機関に全面的に任せ、毎月の報告書で内容と成績を確認する仕組みです。
他の国内証券会社でも同様のサービスを提供しており、大和証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券は1億円からとなっています。
運用手数料は運用資産残高に応じた管理手数料制を採用し、資産クラスごとに料率が設定されるのが特徴です。
サービス別の資産額の目安一覧
| サービス名 | 最低資産額 |
|---|---|
| プライベート・ウェルス・ マネジメント | 数億円規模 (非公表) |
| 野村アドバイザリー・サービス | 1億円程度 |
| 野村SMA(エグゼクティブラップ) | 3,000万円 |
| 野村ファンドラップ | 500万円 |
野村證券では、資産規模に応じて複数のサービスを提供しています。
最上位のプライベート・ウェルス・マネジメントは、数億円規模の資産を持つ超富裕層向けです。
野村アドバイザリー・サービスは1億円から利用可能で、投資助言サービスを提供します。
野村SMA(エグゼクティブラップ)は3,000万円から、投資一任サービスを受けられるのが特徴。
野村ファンドラップは500万円から利用可能で、より幅広い層が投資一任サービスを活用できます。
資産に応じて、どのサービスを利用するか検討しましょう。
一方で、野村のサービスは最低500万円ではありますが、より専門的なサービスは数千万円以上の資産が必要です。
「まだそこまでの資産はないが、本格的な運用を始めたい」という方には、同じく500万円から投資可能で年利12〜17%を目指すヘッジファンドという選択肢もあります。
野村證券プライベートバンクの手数料体系
野村證券プライベートバンクの手数料体系は、サービスの種類によって異なります。
ここではプライベート・ウェルス・マネジメント、野村アドバイザリー・サービス、野村SMAの料金体系を徹底解説。
各サービスの手数料構造を理解し、自身に適したサービス選択の参考にしてください。
プライベート・ウェルス・マネジメントの手数料
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料体系 | サービス内容により個別設定 |
| 料率・金額 | 初回相談・提案時に提示 |
| 対象顧客 | 超富裕層 (数億円規模の資産保有者) |
プライベート・ウェルス・マネジメントの手数料は、顧客ごとに提供するサービス内容によって個別に設定されます。
金融資産の運用・保全に加え、事業承継・相続・税務など幅広い課題に対応するため、画一的な料金体系ではなく個別設定となるのが特徴です。
事前に統一的な手数料率を確認できないため、初回相談で詳細な見積もりを取得してください。
具体的な手数料は初回相談・提案時に資産状況やサービス内容に基づいて提示されるので、契約前に費用対効果を十分に確認しましょう。
野村アドバイザリー・サービスの料金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 投資顧問報酬 | 最大税込年率1.65% |
| 計算基準 | 計算基準金額(日次の時価評価額)に連動 |
| 売買手数料 | 原則かからない (一部の取引では発生) |
| 最低計算基準金額 | 1億円 |
野村アドバイザリー・サービスは、投資顧問契約に基づく投資助言サービスです。
計算基準金額(日次の時価評価額)に連動した投資顧問報酬として最大税込年率1.65%が設定され、売買の都度の手数料は原則不要となります。
ただし、計算対象資産が1億円未満でも計算基準金額は1億円として計算される点、取引内容によっては一部で手数料が発生する点は注意しましょう。
すでに預けている資産も原則として投資顧問報酬の計算対象となるため、契約前に対象資産の範囲を確認しておくことをおすすめします。
野村SMAの料金体系
| 項目 | 料率 |
|---|---|
| 最低契約金額 | 3,000万円 |
| 投資一任報酬 | 最大0.110%(税込・年率) |
| SMA報酬 | 最大1.540%(税込・年率) |
| 運用管理費用 (信託報酬) | 最大4.00%(概算)(税込・年率) |
| 信託財産留保額 | 最大0.5% |
野村SMAの料金は、投資一任報酬(最大0.110%)とSMA報酬(最大1.540%)の合計額です。
投資信託を含む場合は運用管理費用(最大4.00%)、信託財産留保額(最大0.5%)、その他費用が別途発生し、料率は資産クラスごとに異なります。
その他費用は運用状況により変動するため事前に上限を示せない点、表示料率は最大値である点は注意しておきましょう。
実際の料率は採用するプランによって異なるため、投資提案書等で具体的な費用を確認することが重要です。
野村SMAのように複数の手数料が重なると、実質的なコストが想定以上に高くなるリスクがあります。
「手数料体系がシンプルで分かりやすい投資先を探したい」という方には、販売手数料・成功報酬が一切かからず、年利12%の固定配当を目指すハイクアインターナショナルのようなヘッジファンドも検討の価値があるでしょう。
野村證券プライベートバンクのメリット
野村證券プライベートバンクは、他社にはない独自の強みを持っています。
ここでは4つのメリットを解説するので、サービス選択の参考にしてください。
「NOと言わない」R&D組織としてのアプローチ
野村プライベートバンキング部は「顧客の要望に対して決してNOと言わない」文化を持つR&D組織です。
プライベートバンキング部長の福住直彦氏の事例では、ある法人オーナーが応援するアーティストとの接点づくりを依頼されました。
土地勘もなく利益の保証もない中、正面から訪問して関係構築を実現し、「自分にとって大切なことは全て野村に任せる」という信頼を獲得しています。
この組織には「失敗よりもノートライ・ノーエラーを避ける」という文化があり、トライすることで顧客に喜んでもらえる道が開けることを経験的に知っているのが特徴です。
トライの蓄積が膨大にあるため突破口が見つかることが多く、柔軟性の高さが野村ならではの強みとなっています。
野村グループの総合力を活用したソリューション
野村證券は、野村グループの総合力を活用して金融・非金融を問わない幅広いソリューションを提供中です。
主な強みとして、以下が挙げられます。
- グローバルネットワークを活用した国内外の投資機会の創出
- 野村リサーチによる高度な市場分析とレポート
- 不動産・M&A・税務などの専門家との連携体制
- 野村信託銀行などグループ企業のリソース活用
- 金融だけでなく本業支援や家族の問題まで対応
一般的なプライベートバンクが金融資産の運用に特化するのに対し、野村は事業承継・相続・税務・不動産など非金融の課題も包括的に解決できます。
社内外のプロフェッショナルと議論してソリューションを組み立てる体制により、複雑な課題ほど突破口を見出せる点が大きな強みです。
100年の歴史と膨大な実績
野村證券は1925年の創立以来、日本の金融市場を牽引してきた歴史と実績があります。
例えば、代々受け継いだ事業や不動産が複数あり親族間で共有している複雑な課題など、他社では対応が難しい案件でも過去の類似事例から突破口を見出してきました。
福住氏は「トライの蓄積が膨大にあるので、持ち帰って検討すれば突破口が見つかることが多い」と発言しています。
実際に顧客からは「野村さんはガリバーだからもっと堅いと思っていた、まさかここまで」という声が寄せられるほどです。
長年培った定量分析の知見と顧客との対話を重視する姿勢が、質の高いコンサルティングを可能にしています。
長期的な信頼関係の構築
野村プライベートバンキング部は、顧客との長期的な信頼関係構築を重視しています。
福住氏の場合、ある法人オーナーのもとに2年間通い続けた結果、信頼を勝ち取り「全部任せた」と言われるまでになりました。
資産運用だけでなく、自宅のリフォームや売却や家族への資産配分まですべての提案を任されることに。
このように、プライベートバンキング部は、顧客自身が年齢を重ねて考えが変わることを組織の経験値として理解しています。
野村は顧客の課題を先回りして考えつつ、そのときが来るまで待てる組織です。
この姿勢が唯一無二の信頼関係につながっています。
野村證券と他社プライベートバンクの比較
野村證券のプライベートバンクを検討する際、他社との違いも理解しておきましょう。
ここでは、国内証券会社や外資系プライベートバンクとの比較を通じて、野村の特徴を解説します。
国内証券会社との比較(大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など)
| 証券会社 | 最低預入額 | 主なサービス | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 野村證券 (プライベート・ウェルス・マネジメント) | 数億円規模 (非公表) | ・総合的な資産管理 | ・超富裕層向け最上位サービス |
| 野村證券 (野村SMA) | 3,000万円 | ・投資一任 | ・100年の歴史と総合力 ・金融・非金融の両面でソリューション提供 |
| 野村證券 (野村ファンドラップ) | 500万円 | ・投資一任 | 幅広い層が利用可能 |
| 大和証券 | 1億円 | ・ダイワSMA ・プライベートバンキングサービス | 投資一任サービスに強み |
| 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 | 1億円 | ・投資一任サービス ・資産管理 | 三菱UFJグループの総合力を活用 |
野村證券は野村ファンドラップであれば500万円から利用できますが、プライベートバンクに相当する専門的なサービスは数千万円以上が必要です。
一方、国内主要証券会社のプライベートバンクサービスは、最低預入額1億円からが一般的です。
大和証券のダイワSMAや三菱UFJモルガン・スタンレー証券も同水準の資産規模を対象としており、投資一任サービスを中心に展開しています。
野村證券の優位性は、最低預入額の低さと1925年創立以来の歴史と膨大な実績です。
金融資産の運用だけでなく、事業承継・相続・税務・不動産など非金融の課題も包括的に解決できる総合力が強みといえます。
野村グループのネットワークと専門家との連携により、複雑な課題ほど突破口を見出せる点が他社との差別化ポイントです。
国内証券会社の中でも、野村は「NOと言わない」R&D組織としての姿勢により、トライの蓄積が豊富で柔軟性の高いソリューション提供が可能となっています。
外資系プライベートバンクとの比較(UBS、ロンバー・オディエなど)
| プライベートバンク | 最低預入額 | 主なサービス | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 野村證券 | 数億円規模 (非公表) | ・資産運用 ・事業承継 ・相続 ・税務 ・不動産 | ・日本市場への深い理解 ・非金融課題への対応力 |
| 野村證券 (野村SMA) | 3,000万円 | ・投資一任 | ・フルカスタムメイドの投資一任サービス |
| 野村證券 (野村ファンドラップ) | 500万円 | ・投資一任 | ・幅広い層が利用可能 |
| UBS | 2億円〜 | ・投資一任契約 ・グローバル投資 | ・世界最大級の資産運用会社 ・グローバル投資に強み |
| ロンバー・オディエ | 3億円〜 | ・投資一任契約 ・資産保全 | スイスの老舗プライベートバンク |
外資系プライベートバンクは、最低預入額が2億円以上と高額に設定されています。
UBSやロンバー・オディエなどは投資一任契約を主流としており、グローバル投資や資産保全に強みを持つのが特徴です。
野村證券の優位性は、サービスラインナップの幅広さにあります。ファンドラップは500万円から、野村SMAは3,000万円から利用可能で、外資系プライベートバンク(最低2億円以上)に比べて門戸が広く、より幅広い層がサービスを利用できます。
また、外資系が投資に特化するのに対し、野村は不動産・事業承継・相続など日本特有の複雑な課題に精通している点が大きな違いです。
グローバル投資と日本市場の両方に対応できる総合力が、野村を選ぶ大きな理由となっています。
野村證券を選ぶべき理由
野村證券のプライベートバンクを選ぶべき主な理由は、以下の通りです。
- 日本最大級の証券会社としての信頼性
- 日本市場への深い理解
- 金融と非金融の両面での総合ソリューション
- 「NOと言わない」R&D組織
- 野村グループの総合力
- 長期的な関係構築の姿勢
- トライの蓄積による柔軟性
野村證券は日本の税制・法規制・商習慣を熟知しており、日本の富裕層特有のニーズに的確に対応できるのが最大の強みです。
また、資産運用だけでなく、事業承継・相続・税務・不動産など非金融の課題も包括的に解決できる総合力があります。
「NOと言わない」R&D組織として新たなソリューションを開発する姿勢があり、複雑な課題ほど突破口を見出せる可能性が高い点も選ぶべき理由です。
これらの要素が組み合わさることで、野村證券は日本の富裕層にとって最適なプライベートバンクの選択肢となっています。
こうした総合的な支援体制が魅力の野村證券ですが、他社と比較検討することも重要です。下記の記事では、国内・海外の主要プライベートバンクを厳選して詳しく解説しています。

野村證券プライベートバンクがおすすめな人・おすすめでない人
野村證券のプライベートバンクは、すべての人に適しているわけではありません。
ここでは、野村のプライベートバンクサービスがおすすめな人とおすすめでない人の特徴を解説します。
自身の状況と照らし合わせて、サービス選択の参考にしてください。
こんな人におすすめ
野村證券のプライベートバンクは、以下のような人におすすめです。
- 数億円以上の金融資産を持つ富裕層
- 事業法人のオーナー経営者
- 事業承継や相続の課題を抱えている人
- 金融だけでなく本業支援も期待する人
- 長期的な信頼関係を重視する人
- 日本市場に精通したアドバイザーを求める人
特に事業法人のオーナー経営者は、野村の強みを最大限に活用できます。
代々受け継いだ事業や不動産が複数あり、親族間で共有しているような複雑な状況でも対応可能です。
金融資産の運用だけでなく、事業承継・相続・税務・不動産など非金融の課題も包括的に解決したい人におすすめします。
野村は「NOと言わない」姿勢で新たなソリューションを開発するため、他社では断られた案件でも対応できるかもしれません。
長期的な視点で資産を守り育てたい人や日本の税制や商習慣を深く理解したアドバイザーを求める人にとって、野村は理想的な選択肢となるでしょう。
こんな人にはおすすめではない
一方で、以下のような人には他のサービスの方が適している可能性があります。
- 資産規模が数千万円程度の人
- 手数料の安さを最優先する人
- 短期的なリターンを求める人
- 自分で投資判断をしたい人
資産規模が数千万円程度の人は、一般的なウェルス・マネジメントサービスの方が適切です。
野村ファンドラップなど、より低い金額から利用できるサービスを検討するとよいでしょう。
また、手数料の安さを最優先する人や短期的なリターンを求める人にも向いていません。
プライベートバンクは長期的な資産形成と課題解決を目的としており、高度なサービスには相応のコストがかかります。
自分で投資判断をしたい人は、投資一任サービスではなく通常の証券口座の方が向いているでしょう。
自身の投資スタイルと資産規模を考慮して、最適なサービスを選択することが重要です。
こうした方には、プライベートバンクよりも手数料が明確で、投資判断を任せながらも定期報告で透明性が保たれるヘッジファンドが向いているかもしれません。
500万円から投資可能で、年利12〜17%という高いリターンを目指せる選択肢として、次章で詳しくご紹介します。
500万円から始められるヘッジファンド投資もおすすめ!年利12〜17%以上
野村證券のプライベートバンクは優れたサービスですが、最低預入額の高さがネックとなる方もいるでしょう。
そこで注目したいのが、より少額から始められるヘッジファンド投資です。
500万円から投資可能で、年利12〜17%という高いリターンを目指せる選択肢として、資産運用の分散先に加えることを検討してみてはいかがでしょうか。
ヘッジファンドとは
ヘッジファンドは、富裕層や機関投資家を対象とした私募形式の投資ファンドです。
一般的な投資信託とは異なる特徴を持っています。
- 絶対収益の追求:
市場環境に関わらず収益を目指す運用スタイル - 柔軟な投資戦略
株式のロング・ショート、デリバティブ活用など多様な手法を駆使 - 少数の投資家向け
私募形式のため、情報開示や投資家とのコミュニケーションが密 - プロフェッショナルな運用
経験豊富なファンドマネージャーによる専門的な運用 - 成功報酬型の手数料
運用成果に連動した報酬体系で、運用者と投資家の利害が一致
一般的な投資信託が市場平均との連動を目指すのに対し、ヘッジファンドは市場環境に左右されにくい絶対収益を追求します。
そのため、株式市場が不調な時期でも安定したリターンを目指せる点が大きな魅力です。
おすすめヘッジファンド2選
ここでは、500万円から投資可能な日本のヘッジファンド2社をご紹介します。どちらも実績のある運用会社で、透明性の高い情報開示を行っている点が特徴です。
| ファンド名 | 最低投資額 | 期待利回り | 主な投資対象 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ハイクア | 500万円 | 年利12% | ベトナム事業融資 | 相場に左右されない安定配当 |
| アクション | 500万円 | 年利12〜17% | 事業投資・Web3事業 | 3つの領域への分散運用 |
両社とも最低投資額は500万円からとなっており、野村證券のプライベートバンクと比較すると、より手軽に本格的な資産運用を始められます。
定期的な運用報告により透明性が確保されている点も、安心して投資を検討できるポイントです。
ハイクアインターナショナル

| 運用会社 | 合同会社 ハイクア・インターナショナル |
|---|---|
| 設立 | 2023年 |
| 本社所在地 | 日本(大阪) |
| 主な投資対象 | SAKUKO VIETNAM (ベトナム企業) |
| 主な投資戦略 | 事業融資 |
| 年間期待利回り | 年利12% |
| 最低投資金額 | 500万円 |
| 運用の相談 | 資料請求・面談 |
| 公式サイト | ハイクア・インターナショナル |
ハイクア・インターナショナルは、経済成長が著しいベトナムでの事業展開を支えることで、年利12%(固定)という高水準の配当を目指すヘッジファンドです。
主な運用手法は、関連会社である「SAKUKO VIETNAM(サクコ・ベトナム)」への事業融資です。現地で日本製品の小売店やホテル、スイーツ店などを幅広く展開する実業を直接支援することで、安定した収益基盤を築いています。
代表の梁秀徹氏は、自らベトナムに渡り日本企業の進出を成功させた実績を持ち、その事業モデルは日本の主要メディアでも紹介されるなど、高い注目を集めています。
- 年利12%の固定リターン
市場のボラティリティに左右されにくい安定した配当設計 - 株式市場の影響を受けない
事業融資型のため、日経平均やNYダウの暴落リスクを回避できる - 成長著しいベトナム市場が舞台
ASEAN屈指の経済成長率(年6〜7%前後)を背景とした確実な需要 - 3ヶ月に1回の分配金
年4回(各3%)の定期的なキャッシュフローが得られる - 透明性の高い事業報告
投資先の店舗やホテルが実在し、事業の進捗を明確に把握可能
ハイクアの最大の特徴は、相場に依存しない点にあります。一般的な株式投資とは異なり、融資先の事業利益から利息を受け取る仕組みのため、リターンの予測が立てやすいのがメリットです。
最低出資額は500万円からと、数千万円が必要になることも多いヘッジファンドの中では門戸が広く、ポートフォリオの分散先として非常に組み込みやすい設定となっています。
野村證券のプライベートバンクは複数の選択肢がありますが、より専門的なサービスは数千万円以上の資産が必要です。野村證券のプライベートバンクの最低預入額に届かない方や、ポートフォリオの分散先として相場変動の影響を受けにくい投資先を探している方にとって、ベトナムの実需に基づいたハイクアの投資モデルは有力な選択肢となるでしょう。
まずは資料請求を行い、年利12%を支えるベトナム事業の具体的なスキームをチェックしてみてください。
\ まずは無料相談から /
公式サイト:https://hayqua-international.co.jp/
ハイクア・インターナショナルについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

アクション合同会社

| 運用会社 | Action合同会社 |
|---|---|
| 設立 | 2023年 |
| 本社所在地 | 日本(東京) |
| 主な投資対象 | 事業投資・余剰資金・Web3事業など |
| 主な投資戦略 | ・エンゲージメント投資 ・成長企業への戦略投資 ・暗号資産マイニング |
| 利回り | 17.35%(2024年度実績) |
| 最低投資金額 | 500万円 |
| 運用の相談 | 面談 |
| 公式サイト | アクション |
「エンゲージメント投資」を通じて企業・株主価値の向上を目指しており、事業投資、短期ファイナンス、Web3事業(マイニング)の3つのセグメントを組み合わせた分散運用を行っています。
2024年度(2024年7月〜2025年6月)には年間運用実績として17.35%を達成しており、高水準のリターン追求とリスク管理を両立させた運用基盤を整えています。
- 2024年度 運用実績17.35%
(※2025年度は年間12〜17%を想定) - 金融業界30年超の経験を持つ代表による運用
- 3つの領域(事業投資・ファイナンス・Web3)への分散運用
- 3ヶ月毎の運用報告書による高い透明性
- 最低投資額500万円から
Action合同会社は、合同会社の社員権スキームを活用した投資形態を採用しており、事業利益が社員(投資家)に配当される仕組みで運営されています。
透明性の高い運用を求める方にとって、3ヶ月毎のレポート開示や四半期ごとの面談実施、代表の経歴公開などは、安心感を持って資産運用を検討できる大きな特徴といえるでしょう。
出資にあたっては最低500万円以上の資金が必要となり、原則として1年間の契約期間(事業年度単位)が設けられています。
興味がある場合は、公式サイトのフォームから無料面談を申し込むことで、詳細な運用実績や契約内容について詳しい説明を受けることが可能です。
\ 2024年度実績17.35% /
公式サイト:https://action-goudou.co.jp/
アクション合同会社について詳しくは下記の記事も参考にしてください。

よくある質問(FAQ)
野村證券のプライベートバンクについて、よくある質問とその回答をまとめました。
サービス利用を検討する際の参考にしてください。
野村證券のプライベートバンクはいくらから利用できますか?
サービスによって最低金額は異なり、500万円から利用可能です。
プライベート・ウェルス・マネジメントは数億円規模の資産が目安とされていますが、明確な最低額は公表されていません。
野村SMA(エグゼクティブラップ)は3,000万円から、野村ファンドラップは500万円から利用できます。
資産規模に応じて最適なサービスを選択しましょう。
最低預入額に満たない場合はどうすればいい?
資産規模に応じた複数の選択肢があるため心配ありません。
野村ファンドラップ(500万円から)や通常の証券口座でのサービスなど、幅広い層に対応したサービスを提供しています。
地域の富裕層向けには一般的なウェルス・マネジメントサービスもあるため、将来的な資産形成を見据えた相談も可能です。
まずは担当者に相談して、自身に合ったサービスを見つけましょう。
野村證券のプライベートバンクの相談や提案はいくらから必要ですか?
初回相談や提案自体は基本的に無料で受けられます。
実際にサービスを利用する際に初めて手数料が発生する仕組みです。
相談段階では費用がかからないため、自身の資産状況やニーズに合ったサービスかどうかをじっくり検討できます。
まずは気軽に問い合わせて、詳細な説明を受けてみましょう。
野村證券のプライベートバンクは海外在住でも利用できますか?
居住国の法規制によって利用できない場合があります。
各国の金融規制や税制の違いにより、サービス提供が制限されるケースがあるためです。
海外在住の場合は、野村證券に直接問い合わせて利用可能かどうかを確認する必要があります。
国や地域によって対応が異なるため、詳細は個別に相談しましょう。
プライベートバンクとウェルス・マネジメントの違いは?
主な違いは対象顧客とサービスの専門性にあります。
プライベートバンクとウェルス・マネジメントの違いを比較してみましょう。
| 項目 | プライベート・ウェルス・マネジメント | ウェルス・マネジメント |
|---|---|---|
| 対象顧客 | 超富裕層(数億円規模) | 地域の富裕層 |
| サービス内容 | 金融・非金融の両面で高度に専門的 | 金融資産中心の総合的サービス |
| 対応課題 | ・事業承継 ・相続 ・税務 ・不動産 など | ・資産運用 ・保全 ・相続 など |
プライベート・ウェルス・マネジメントは超富裕層向けの最上位サービスで、複雑な課題に対応する高度な専門性が特徴です。
一方、ウェルス・マネジメントは幅広い富裕層を対象に、資産運用を中心とした総合的なサポートを提供しています。
資産規模やニーズに応じて、自身に最適なサービスを選択しましょう。
まとめ
野村證券のプライベートバンクは、1925年創立以来の歴史と実績を持つ日本最大級の証券会社による総合的な資産管理サービスです。
野村ファンドラップは500万円、野村SMAは3,000万円から利用可能で、資産規模に応じた幅広い選択肢が用意されています。
野村の最大の強みは「NOと言わない」姿勢とR&D組織としての柔軟性です。
100年近い歴史で蓄積された経験値により、複雑な課題でも突破口を見出してきました。
事業承継・相続・税務・不動産など非金融の課題も包括的に解決できる総合力があり、日本の富裕層特有のニーズに対応できます。
資産規模に応じた最適なサービス選択が重要なので、まずは初回相談から始めてみましょう。
一方で、さらなる収益性の向上やポートフォリオの多角化を求める方は、市場に左右されないリターンを狙う「ヘッジファンド」も検討してください。




